【日本航空の先輩にインタビュー】学生時代にやっておけばよかったことって何ですか?

2017/11/06
インタビュー

プロフィール
日本航空株式会社 安井 美貴子
やすい・みきこ ● 路線統括本部 マイレージ事業部 文学部社会学専攻卒業 2015年4月入社。入社後は株式会社JALナビアに出向し、国際線の予約業務を担当。2016年10月にはマイレージ事業部に異動し、販促キャンペーンやイベント関連の企画・宣伝から運営にいたるまで多岐にわたる。

航空会社で、マイレージプログラムの販促企画や広報に携わる安井さん。お客さまにとって魅力的なマイレージの新たな価値を創造したいと語ります。そんな安井さんに働く上でのホンネを聞いてみました。

仕事内容・やりがい

JALの職種には、業務企画職(事務系)、業務企画職(技術系)、運航乗務職(パイロット)、客室乗務職、という4つの活躍できるフィールドがあります。この中で、私は、フライトに携わるさまざまな部門のスタッフが最高のパフォーマンスを発揮できるようにサポートしたり、商品・サービスの企画、採算管理などを行い、企業価値の最大化を図る業務企画職として入社しました。

業務企画職は、まずお客さまや自社の商品・サービスを知るために、お客さまと接する部門で航空会社の基本的な知識やスキルを身に付けていきます。その後、本人の希望者や適性に合わせて、サービスフロントを支える部門や管理部門、企画部門などで経験を積むことになります。

私の場合、最初にグループ会社であるJALナビアに出向して、ナビゲーションスタッフとして電話応対による国際線の予約業務を担当しました。お客さまのご要望をお伺いし、便の手配を行うのが主な仕事ですが、業務はそれだけにとどまらず、運賃や空港、マイレージサービスなどに関するさまざまな問い合わせにも対応。こうした業務経験を通じて、会社事業はもちろん、お客さまのJALの商品・サービス等に対するニーズについても理解を深めることができました。

約1年6ヶ月間のナビゲーションスタッフを経て、2016年10月にマイレージ事業部に異動。マイレージサービスとは、FFP(Frequent Flyer Program)と呼ばれる、航空会社がお客さまに提供するポイントサービスプログラムのこと。その航空会社に搭乗してためたマイルで、特典航空券などの魅力的な特典に交換できる仕組みです。いまや、マイレージプログラムが航空会社を選ぶ際の決め手の1つとなっているため、魅力的なマイレージプログラムを提供することが必要不可欠になっています。そのため、私の所属するマイレージ事業部では、お客さまにとって、ためやすく、使いやすいマイレージプログラムの策定や特典の拡充などを図っています。

私は、主に販促キャンペーンやイベント関連などを担当しています。具体的には、マイルを使って参加できるJAL工場見学や若手アスリートがチャレンジできる環境をサポートする「JALネクストアスリート・マイル」の運営に携わっています。告知用のWebページの作成や、そのような施策を実施するための現場との調整などを担当しています。今は先輩のサポートを受けながら業務を行っていますが、いずれは、私自身がイベントや特典などの企画・立案を通じて、マイレージの新たな価値を創り上げ、より魅力的なマイレージプログラムを提供していきたいと考えています。

この「新たな価値を創造する仕事」は、私にとっては大きなやりがいになっています。でも、学生のときに最初から思っていたわけではなく、そう考えるようになったのには、実はきっかけがありました。

■今の仕事を選んだ理由

『私は、誰のために、何をしたいのか』を、悩み、考え行動し続けた学生時代。

社会人のホンネインタビュー 日本航空株式会社

私は学生時代から、やりたいことがあればすぐに行動するタイプで、大学1年生から東日本大震災を機にNPO法人の運営に携わり、大学2年生の時には、地域のことをもっと知るために能登半島にある企業のインターンシップにも参加しました。

しかしながら、3年生になって将来について考え始めたときに、私自身「誰のために、何をしたいのか」というキャリアイメージが全くなかったことに、ふと気づいたのです。そこで、さまざまな企業や職種を知ろうと思い、多くの企業のインターンシップへ積極的に参加しました。まずは興味のあった若者・20代向けのサービスを提供している人材派遣会社や、私にとって身近な企業であるハウスメーカー、ディベロッパー、消費財メーカーなどを経験しました。

その中で、徐々に、「人の価値観の選択肢を広げたい(新たな価値を創りたい)」という自分自身のキャリアの軸が見えてきました。そのため、よりその視点を明確にしようと「好きだった『書くこと』に携わる」出版業界の企業インターンシップに参加し、その他にも様々なインターンシップを経験しました。しかしながら、自分にピンとくる企業や仕事になかなか出会いませんでした。どの企業も顧客の喜ぶ顔がすぐには思い浮かばず、自分が目指す仕事としての決め手に欠けていました。

そうした悩みを払拭できたのが、父親の存在。私が幼い頃から父はJALを利用して天然ガスのプラント設計エンジニアとして、ヨーロッパや中東に出張の日々でした。

そんな姿を思い出し、「世界で活躍する日本のビジネスパーソンを支え、新たな価値を提供したい。」と考えるようになりました。そして、この2つが叶えられる企業としてJALを選んだのです。

■学生時代にやっておけばよかったこと

俯瞰的にものごとを考えるきっかけとなったNPO法人の運営

社会人のホンネインタビュー 日本航空株式会社

今の仕事では、イベントの参加者を募集する際に、ホームページの更新などを外部のWeb制作会社に依頼しています。自らで制作するわけではないので、HTMLなどの知識は必須ではないのですが、もし制作スキルがあれば、新たなWebサイトの表現などを提案して、より訴求効果のあるサイト作りができるのではないかと思いを巡らせることもあります。そのため、Web制作を含むPCスキルの習得が、学生時代にしておけばよかったと思うことの1つです。

また、先ほどインターンシップのお話をしましたが、参加したのは全て大手企業でした。ベンチャー企業のインターンシップなどに参加することで、より多様な価値観をもった人たちに出会え、さまざまな考え方を吸収できる機会になったかもしれません。

ただ、「さまざまな考え方を吸収する」という意味では、学生時代NPO法人の運営に事務局長として関わった経験が大きな財産になっています。被災地の方々やボランティアの方々など、様々な立場でいろいろな考え方をしている方がいらっしゃいます。私はその中で、NPO法人としてミッションを全うするために何をやるべきかを、中立的な視点で考える力を身に付けられました。それによって、どんな人にも偏見を持たずに全体を俯瞰して物事を考えることの大切さを学びました。

その経験がJALナビアでの、ひとりのお客さまのご要望から、他のお客さまのニーズを把握していくという業務に活かすことができ、お客さまのお問い合わせに対して迅速で、的確な回答をするのにも大いに役立ちました。

■学生へのメッセージ

さまざまな経験を積み重ねることで、曖昧だったやりたいことが明確に

学生の皆さんには、自分で限界を設けたりせずに、ぜひアクティブにいろんなことを経験してほしいと思っています。私も、早くからNPO法人の運営や能登にある企業への就業体験をしましたし、大学3年生には、いろいろな会社を知るために、たくさんの企業のインターンシップを経験。最初は興味本位でしたが、職場の雰囲気に触れたり、新たな経験を重ね、異なる価値観の人たちと意見を交わしたりすることで、曖昧で、漠然としていたやりたいことが、明確に見えてくる。そして、キャリアを選ぶ軸を持てるようになりました。

大学生には自由にできる時間があるので、「挑戦してみて、違うな」と思ったら、また別の道を進めばいいと思います。当時私も感じていましたが、いろいろなことに取り組めるのは、この時期だけです。学生の特権を大いに活かしてみてください!

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