長期インターンシップ経験者に聞きました「インターンシップを通じて学べることは何?」<参加編>

2018/02/07
インタビュー
大学1,2年生からインターンシップを経験している大学生3名による座談会の模様を3本立てでお届けしているこの企画。【動機編】 【応募・選考編】に続く最終回は、実際に参加してみて、インターンシップってどう役立つのか、聞いてみました!

<プロフィール>

池田 達哉さん(いけだ・たつや)
学習院大学法学部政治学科3年。大学3年生の4月からITベンチャー企業でインターンシップを継続中。エンジニアとして新規サービス開発や機能改善業務を担当。これまで8社を経験。

中尾 友莉恵さん(なかお・ゆりえ)
国際基督教大学教養学部アーツ・サイエンス学科2年。大学2年生の4月からイベントプロデュース企業でインターンシップを継続中。イベント準備業務の全般にかかわる。

三浦 大輝さん(みうら・だいき)
明治大学政治経済学部経済学科3年。大学1年生の1月から人材業界でインターンシップを継続中。サービス認知拡大のための広報企画を担当している。これまで5社を経験。

任せてもらえるから、その分成長できる

池田くん

面談や面接を経て、いよいよインターンシップがスタート。初日はどんな業務から始まりましたか?

池田:
僕は、初日に「新しいオウンドメディアを立ち上げたいから、作ってくれない?」って、いきなり大きなボールを投げられて衝撃を受けました(笑)。

三浦:
おお、さすがベンチャー! 

池田:
しかも未経験の言語を使わなければいけなかったので、そこから必死に勉強です。今振り返ると、「ぽんっと投げてみて反応を見てみよう」と試されていたとしか思えません(笑)。いちインターン生に重要な仕事内容を任せてくれる環境がありがたくて、期待に応えたいと頑張ったら、その分スキルが身につきました。

中尾:
私も、初日に突然、イベントで使うゲームのアイデアを出して、と言われてびっくり。自分でできる限り調べたあとに、教育担当の先輩にアイデア出しをして、フィードバックをもらってまた修正案を出して…とやりとりをしながら実務を覚えていきました。

三浦:
僕は、面接担当者が上司だったので、面接の段階で任せたい業務をある程度イメージしていたみたいです。初日に「自社サービスのユーザーを集めるためのイベントを企画してほしい」と任され、中尾さんと同じように、提案しては改善点をフィードバックされて…と繰り返していきました。以前、ベンチャー企業でインターンをしていたときにイベント企画は経験していたのですが、求められるレベルがすごく高くて「イベント立案の本質を全然分かっていなかったんだな」と痛感しました。

学業優先で、出社できるタイミングで会社へ

お互いのインターン経験を話す3人

学業やサークル活動との両立などが大変かと思いますが、インターンのスケジュールはどう組んでいるのですか?

三浦:
決められたシフトはなく、好きな日、好きな時間に出社しています。定期的にやるべき業務に関して上司とミーティングがあるので、その業務をきちんと進めている限り、何時に来なくてはならない、というルールはありません。週1日でも週5日でもよくて、家でできる仕事であれば出社しなくてもいい。学校が終わってから夕方に会社に行くので、学業との両立が大変…ということもないですね。働いた時間分を事後申請して、時給でお金をいただいています。

中尾:
なるほど。私は週1日ですが、学業やサークル活動が忙しい時期はお休みさせてもらうなど、かなり臨機応変に働かせてもらっています。もともと会社から「学業優先」と言われていて、その上で「うちで学べるんだったらたくさんおいで」と言ってもらっています。

三浦:
学生にやさしい、いい会社ですね。業務内容はどのように決まるんですか?

中尾:
今の会社はパーティの演出やウエディングの企画プロデュース事業を手がけていて、イベントに関する“何でも屋”です。出社した日に発生している業務を任されるので、資料を作成する日もあれば動画編集を任される日もあり、行くまで何をするかわかりません(笑)。いつ出社するかを前日までに教育担当の先輩に伝えておけば「じゃあ、これをお願いしよう」と考えていただけるんです。自分の能力以上の業務を任されて慌てることもよくありますが、わからないことをぎりぎりまで自分で調べて先輩に確認するなど、与えられた機会を成長につなげたいと思っています。

池田:
能力以上の業務という感覚、よくわかります。スケジュールは僕も完全に自由で「既存のサービスのリニューアルデザインを考える」「オウンドメディアを立ち上げる」など、チャレンジングな業務を任されています。場所を選ばず仕事ができるので、大学の図書館でやることも。毎月1回は教育担当の先輩社員とミーティングがあり、月の目標設定と業務の振り返り、サービスの方向性の確認を行っています。

中尾:
任せてもらっている分アウトプットに対する意識が高まって、スキルがより上がりそう。「出社しなくてもいい」というお二人の働き方は、私とはまた違って刺激的です。スケジュールを自分で管理する力も求められますね。

三浦:
そうですね。インターンをしていると言うと「学校生活との両立が大変じゃない?」と聞かれることがあるんですが、そもそも、学業もサークルもアルバイトも…とすべてをバランスよくやるのは無理だと思っています。あらゆる活動が「自分の人生を豊かにするもの」だと捉えたときに、その時々で自分にとって優先すべきものを選んでいけばいいんじゃないかと。僕自身、1年生のとき学業には全然力を入れていなかったんですが、インターンを経験したことで経営にすごく興味を抱くようになったんです。今は、所属している経営学ゼミがすごく面白くて、学業の優先順位がぐっと上がりました。

中尾:
興味のある分野に力を配分していけばいいってことですね。私も「今週はボランティア活動が忙しい」「今月はサークルの制作物の〆切がある」など、大学生活で大事にしたいことは、その都度、優先順位を変えて取り組んでいます。インターンのスケジュールが自由だからこそ、両立ができていますね。

池田:
頑張り時を見極めてコミットすることが大事ですよね。この時期は、何をオンにして何をオフにするか。その調整力は、インターンをやって鍛えられました

インターンシップの服装

当日はインターンシップに行く時の服装で参加してもらいました。学校の授業の前後に出社することもあるので、3人とも普段通りの服装。

周りの環境が、自分をいかようにも変えてくれる

インターンを経験してよかったことは?

三浦:
仕事の流れが見えるようになって「職種」の違いがわかるようになったこと。営業職も企画職も経験したことで、「自分が売る」よりも「売る商品・サービスを考える」方が好きだなと思えるようになりました。興味の幅も広がりました。

中尾:
わかります。私も、社会人の先輩とたくさん話すことで、「こういう仕事があるんだ」「こんな考え方があるんだ」と世の中を広く見渡せるようになりましたね。

池田:
そうですね。インターンを経験する前は、業界や企業、職種をイメージでしかとらえられていませんでした。広告代理店の仕事って楽しそうだな、コンサルタントってカッコいいなとか、浅い感じで(笑)。でも、自分から一歩踏み出して、行動してみたことで、自分はプロダクトを作ることが好きだな、向いているのかもしれないといった感触をつかむことができました。この経験がどう生きるかはわからないですが、学生時代のうちに、いろんな経験の“点”を作ることで、いつかつながっていくかもしれないなと思っています。

中尾:
私はインターンを始める前に、大学のOGと話す機会があって、「就活はお見合いで、就職は結婚。知らない人と一緒になるのは嫌でしょ?」といわれてはっとしたことがありました。「今はインターンも増えていて、企業について知れる機会がたくさんあるんだから、生かさないともったいない」と背中を押され、インターン制度を気軽に活用しようと思えるようになったんです。実際に経験してみて、企業もいろんな人材に会いたいと思っているんだと実感。今しかできない“お試し体験”は貴重ですよね。

三浦:
すごくよくわかります。インターンって、最初だけは自分から行動しないといけないけれど、その後は会社側から仕事をどんどんお願いされて、成長する機会が必然的に増えていく。自分でも驚くほど、周りの先輩や会社の風土に影響されて自分自身が変わっていきます。挑戦することを評価してくれる会社に身を置けば、挑戦心が育まれるし、堅実的な風土のところにいれば堅実性が身についていく。「こんな人になりたい」という理想像があるなら、そういう人がいる会社に行けばいい。インターンって、周りの環境が自分をいかようにも変えてくれる、とてもいい機会だと思います。

池田:
まさにそうですね。あまり深く考えずに最初の一歩を踏み出してしまっても、軌道修正がいくらでもできるのがインターンのよさです。

中尾:
「応募」とか「選考」とか「企業で働く」なんて言葉で考えると、ハードルが高い気がしますが、「どういう会社があるのか、どういう社員がいるのか知りたいから、会ってみよう」とそれだけでいい気がします。

三浦:
そうそう。はじめの一歩は大変だけど、一歩踏み出したら二歩目は驚くほど軽くなりますよね。いろんな情報が入ってくるようになるし、うまく流されながら「こんな面白い世界があったんだ」と発見できます。軽い気持ちで動いてみたらいいと思います。

* * * 座談会はここまで! * * *

「はじめの一歩は大変だけど、二歩目は驚くほど軽い」三浦くんのこの言葉に、ほかの2人も力強くうなずいていました。池田くん、中尾さん、三浦くん、ありがとうございました!

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